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2025年1月15日

ウォーターサーバーのメリット・デメリットは?向いている人の特徴を解説

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ウォーターサーバーはいつでも冷水・温水が飲めるのが便利な家電ですが、一方で費用や設置場所のスペースなど不安に感じている人も多いはず。

「ウォーターサーバーを導入するメリットってなに?」

「自分にウォーターサーバーは必要なの?」

このような疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。

本記事では、このような疑問をお持ちの方に向けて、ウォーターサーバーをメリット・デメリットを詳しく解説しています。

デメリットの解消方法についてもご紹介しますので、ウォーターサーバーの導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください!

  • 奥山 尋史画像
    アクアソムリエ・監修者
    奥山 尋史
    日本アクアソムリエ協会認定のアクアソムリエとして「美味しい水を日本に広げる」をテーマに活躍中。名古屋文理大学の情報メディア学科卒業後、SEとして働きながら、趣味で全国の水を収集していたが、趣味を仕事にしたいと思い、水を扱うウォーターサーバー関連の仕事に転職。データで見るおいしい水を得意とし、日本だけではなく全国の水まで分析し、現在MIZULOGで監修者を務めながら情報を公開している。

ウォーターサーバーを導入するメリット

ウォーターサーバーを使う上で、どのようなメリットがあるのでしょうか。

特に魅力的なメリットは以下の4点です。

  • 冷水と温水がすぐに使える
  • 美味しいお水がいつでも飲める
  • お水を買う手間がなくなる
  • 災害時の備えになる

それぞれ詳しく解説していきます。

冷水と温水がすぐに使える

ウォーターサーバーのメリット_1

ウォーターサーバーを使う最大のメリットは、冷水と温水がすぐに使えることです。

ペットボトルの水などの場合、冷水を使うには冷蔵庫で常に冷やす必要がありますし、温水はポットやケトルでお湯を沸かす手間がかかってしまいます。

ウォーターサーバーは5〜10℃の冷水と80〜90℃の温水をすぐに使えるので、いつでも冷たいお水が飲めるだけでなく、温かいお茶やコーヒーをすぐに作れて便利です。

また、赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーを使うことで時短に繋がります。

赤ちゃんのミルク作りに使う水は、軟水かつ70℃以上の温水が推奨されていますが、一般的なウォーターサーバーのお水は高度の低い軟水なので調乳にピッタリ。

ウォーターサーバーは、日常生活が便利になるだけでなく、忙しい子育て世帯の強い味方になってくれます。

美味しいお水がいつでも飲める

ウォーターサーバーのメリット_2

ウォーターサーバーのお水には、ほどよいミネラル成分が含まれており、まろやかな口当たりで飲みやすいのが特徴です。

水道水には消毒用の塩素が含まれているため、どうしても独特なカルキ臭や後味が残ってしまいますが、ウォーターサーバーのお水はスッキリとした味わいなので飲み水や料理に最適。

お水のまま飲んでも美味しいですし、コーヒーやお茶の香りや風味を引き立ててくれます。

また、ウォーターサーバーのお水を料理に使うことで、毎日の食事がより美味しく作れる点も大きな魅力です。

お味噌汁やスープにはもちろん、炊飯に使用することでお米本来の美味しさを引き立てくれます。

お水を購入したりペットボトルを捨てる手間が省ける

ウォーターサーバーのメリット_3

ウォーターサーバーを使用するメリットとして、お水を購入したりペットボトルを廃棄する手間が省ける点があります。

ペットボトルのお水を購入する場合、スーパーやコンビニで買うと持ち運びが大変ですし、通販で購入する場合は注文を忘れてしまうと「使いたい時にお水がない!」なんてことも。

ウォーターサーバーなら、お水を自宅まで定期的に届けてくれるので、ペットボトルのお水を購入して運ぶ必要はありません。

ウォーターサーバーのお水は大容量のボトルに入っており、業者が回収してくれるリターナブル式の場合は、自分でボトルを捨てる必要はありません。

資源ごみとして処分できるワンウェイ式の場合でも10L以上の容量があるため、ボトルを処分する頻度はペットボトルに比べて格段に減ります。

災害時の備えになる

ウォーターサーバーのメリット_4

ウォーターサーバーのお水は、災害時などに重要な備蓄水としても活躍します。

農林水産省や消防庁のガイドラインによると、飲料用と調理用を合わせて一人あたり1日3Lのお水が必要だと言われており、最低3日分の9Lの備蓄水が必要です。

4人家族で36Lの水を備蓄する場合、2Lペットボトルの場合は18本必要ですが、一般的なウォーターサーバーの12Lボトルであれば家族が3日間必要なお水をボトル3本で補えます。

ウォーターサーバーであれば、備蓄分を日常的に使用して減った分を補充する「ローリングストック」を無理なく実践できるので、賞味期限を切らせてしまうこともありません。

自然災害の多い日本だからこそ、もしもの時に備えてウォーターサーバーを導入も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

出典:農林水産省|大事な水、どうやって備えますか?

 

ウォーターサーバーを導入するデメリット

ウォーターサーバーには様々なメリットがありますが、全てが良いところは限りません。

導入してから後悔することがないよう、デメリットを把握しておくことが大切です。

ウォーターサーバーを導入する上でのデメリットは、以下の4点。

  • サーバーの設置スペースやボトルの保管場所が必要
  • 浄水器やペットボトルのお水より料金が高い
  • ボトルの交換が面倒
  • 定期的なお手入れが必要

それぞれ詳しく解説していきます。」

サーバーの設置スペースやボトルの保管場所が必要

ウォーターサーバーを設置するためには、ある程度の設置スペースが必要です。

一般的なウォーターサーバーは、幅と奥行きがそれぞれ30cmほど・高さが100〜130cmほどあります。

排熱のために壁から5〜10cmほど離して設置する必要があるので、部屋や設置場所の広さによっては圧迫感が出てしまうかもしれません。

更に、宅配水型のウォーターサーバーの場合は、サーバーとは別にボトルのストックや使用済みのボトルを保管しておく必要があります。

設置スペースの問題で置きたい場所に置けない、圧迫感が出てしまう点は、デメリットと言えるでしょう。

月額料金や電気代などのランニングコストがかかる

ウォーターサーバーを使う上で、毎月かかる月額料金は無視できません。

お水代に加えて、サーバーレンタル料金やサポート料金、電気代などのランニングコストがかかってしまいます。

ウォーターサーバーの月額料金は、平均で4,000〜6,000円程度となっており、ペットボトルのお水と比べると高い金額と言えます。

最近は電気代が高騰しており、少しでも光熱費を抑えたいという方がほとんどなので、出費が増えてしまうのは家計の負担となってしまう可能性もあるでしょう。

ボトルの交換が面倒

ウォーターサーバーのお水は業者が自宅まで運んでくれますが、サーバーへの取り付けは自分で行う必要があります。

お水のボトルを玄関先から運んでから設置するため、ボトルの交換が負担に感じてしまう方も少なくないでしょう。

特に、ボトルを本体上部に設置するタイプのサーバーは、10kg以上あるボトルを胸の位置くらいまで持ち上げるため、力の弱い方にとっては一苦労です。

ボトルを本体下部に設置する「下置き型」であれば、ボトル交換時の負担を軽減できますが、どちらも玄関先から運ぶ必要はあるので注意してください。

定期的なお手入れが必要

ウォーターサーバーを衛生的に使用するためには、日々のお手入れがかかせません。

サーバーに付着した埃や汚れを放置してしまうと、カビや細菌が繁殖してしまう原因となり、水に付着して体内に入り込んでしまう可能性もあるので、健康への被害が懸念されます。

汚れが溜まりやすい注水口や水受け皿は最低でも2〜3日に1回、本体の側面や背面は月に2〜3回のお手入れが必要です。

特に、湿度が高くなりやすい6〜9月ごろはカビが繁殖しやすい環境なので、入念なお手入れをおすすめします。

ウォーターサーバーを安心して使うためにお手入れは必要ですが、面倒に感じてしまう人からするとデメリットと言えます。

デメリットは解消できる!契約前に知っておきたい解消法

ウォーターサーバーにはメリットだけではなくデメリットがあることがお分かりいただけたと思います。

「デメリットがあるなら導入するのはやめておこうかな」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方も、ご安心ください!

ウォーターサーバーのデメリットは、サーバーの選び方次第で解消できる場合がほとんどです。

ここからは、ウォーターサーバーのデメリットの解消方法について解説していきます。

設置スペースが限られる人は卓上型のウォーターサーバーがおすすめ

ウォーターサーバーの設置するスペースが限られてしまう方は、卓上型のウォーターサーバーがおすすめです。

卓上型のウォーターサーバーは、テーブルやキッチンの台などに置いて使用できるので、床に十分な設置面積を確保できない方でも使用できる場合があります。

また、卓上型はサーバーの造り自体がコンパクトなものが多く、横幅が25cmほどのモデルもあるので、限られたスペースに設置できるのが魅力です。

ワンルームにお住まいの方や、設置場所の問題でウォーターサーバーを諦めていた方は、卓上型ウォーターサーバーの導入を検討してみてください。

料金が気になる人は電気代が安いウォーターサーバーがおすすめ

毎月の料金をなるべく抑えたい方は、電気代が安いウォーターサーバーを選びましょう。

電気代はメーカーの料金表に記載されていない場合も多く見逃しがちですが、1ヶ月で500〜1,000円の差が出る場合もあります。

最近では余分な消費電力を抑えられるエコモードを搭載しているサーバーも多く、手間なく電気代を節約できるのが魅力です。

smartプラスnextのイメージ画像

エコモード搭載のウォーターサーバーの中でも特に電気代が安いサーバーが、コスモウォーターのsmartプラスNext。

一般的なウォーターサーバーの1ヶ月の電気代が1,000円程度なのに比べて、smartプラスNextの電気代は256円と圧倒的な安さとなっています。

ボトル交換が面倒な人は浄水型のウォーターサーバーがおすすめ

ボトルの交換が面倒に感じる方は、水道水をろ過して使用する浄水型のウォーターサーバーがおすすめです。

浄水型のウォーターサーバーは、お水を使う時に必要な分だけ水道水を補充することで、塩素などの不純物が取り除かれた安全なお水が使用できます。

ボトル交換の手間がかからないだけでなく、予備のボトルを保管しておくスペースや、ボトルを処分する必要もありません。

また、水道水を使用するため、どれだけお水を使っても料金が変わらない定額制なのも、浄水型のウォーターサーバーの特徴です。

お手入れが面倒な人はクリーン機能搭載のウォーターサーバーがおすすめ

どんなウォーターサーバーでも定期的なお手入れが必要ですが、クリーン機能が搭載されたウォーターサーバーであれば、お手入れの手間を最低限に抑えることができます。

クリーン機能が搭載されているサーバーは、お手入れが難しいサーバー内部を衛生的に保ってくれるので、必要なのは最低限のお手入れのみ。

また、メーカーによるメンテナンスが充実したサーバーを選ぶのも選択肢のひとつです。

シタカラ、グッドデザイン賞受賞

マーキュロップのシタカラはUV殺菌機能を搭載しており、タンク内の最近を殺菌できるのに加えて、年に1回の定期メンテナンスとサーバーを丸ごと交換してくれるサービスがあります。

お手入れに手間をかけたくないけど安心してウォーターサーバーを使いたいという方におすすめです。

【まとめ】ウォーターサーバーが向いているのはこんな人

ここまで、ウォーターサーバーのメリットとデメリットを解説してきました。

これらの内容を踏まえて、ウォーターサーバーの利用が向いている人の特徴は以下の通り。

  • ペットボトルのお水を買うのが面倒
  • 赤ちゃんのミルクを手間をかけずに作りたい
  • 美味しいお水が飲みたい
  • 災害時に備えてお水を備蓄しておきたい

これらが当てはまる方には、ウォーターサーバーのご利用をおすすめします。

ウォーターサーバーの導入を検討中の方は、メリット・デメリットを考慮した上で、自分に合ったウォーターサーバーを探してみてください。

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